嵐山 渡月橋
真言宗の僧であり、弘法大師空海の弟子であった道昌が架橋を提唱し、自身が中興したお寺である法輪寺から名前を取って「法輪寺橋」と名付けたのが現在の渡月橋と言い伝えられていますが、架橋された詳しい年代は未だに解明されていません。
歴 史
承和の年間に、弘法大師空海の弟子であった真言宗の僧である道昌が提唱し、現在の位置よりも100mほど上流に架橋したのが始まりとされています。
道昌は、自身が中興した法輪寺という寺院から名前を取って「法輪寺橋」と名付けました。平安時代に亀山上皇が、橋の上空を移動してゆく月を眺めながら「くまなき月の渡るるに似る。」との言葉を残したことから「渡月橋」と呼ばれる様になりました。
法輪寺は現存しており、「十三まいり」の寺院として広く親しまれています。
見どころ
渡月橋が架橋している川は大堰川といい、上流には保津川、下流には桂川が流れています。
春になると河川敷には桜が咲き誇り、秋には山々が紅葉に染まり四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
屋台船やボートに揺られて川を下る体験もできるため、歴史と自然に触れながら大人も子供も楽しめる場所として有名です。
名 称 | 渡月橋(とげつきょう) |
所 在 地 | 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1−5 |
拝 観 料 | なし |
営業時間 | なし |
京都山科ホテル山楽から嵐山 渡月橋までの行き方
公共交通機関 | ホテル→JR東海道本線 山科駅 網干行きで京都駅まで乗車→山陰本線 亀岡行きに乗り換えて、7駅→曽我嵐山駅で降車して徒歩10分 | 330円 | 約42分 |
バス | 国道1号 経由 | – | 約43分 |