南禅寺 水路閣

明治21年(1888年)に完成したこの建造物は、滋賀県から京都府まで続く琵琶湖疏水の分線としての役割を担っています。
レンガ造りになっており、約130年の歴史を感じることができます。
 

歴 史

琵琶湖疏水とは、1890年(明治29年)に完成した滋賀県の大津市から京都市の伏見区まで全長20kmの第一疏水、第一疏水に並行して流れる全長7.4kmの第二疏水、そして南禅寺水路閣がある全長3.3kmの疏水分線などから構成されています。
明治維新後、東京遷都により衰退した京都を憂いた第3代京都府知事北垣国道が復興策として琵琶湖から水を引き、その水の力で産業復興図ろうと建設が計画されたのが始まりです。
平成に入ると琵琶湖疏水はインフラや歴史的な価値が注目される様になりました。
 

見どころ

春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に訪れる人々を魅了し続けている。
平成6年(1994年)、読売新聞社の「新・日本の街路樹百景」に選定されている。

    

名  称 南禅寺 水路閣
所 在 地 京都府京都市左京区南禅寺福地町
拝 観 料 無料
営業時間 なし
電話番号 075-771-0365
公式HP https://www.nanzenji.or.jp

都山科ホテル山楽から南禅寺 水路閣までの行き方

公共交通機関 ホテル→東西線 山科駅 太奏天神川行きで2駅→蹴上駅で降車し、徒歩1分 260円 約19分
バス 三条通りと府道143号 経由 約43分