伏見稲荷大社

 京都伏見にある神社。”千本鳥居”でお馴染みの大社で、”お稲荷さん”として親しまれている。

歴 史

和銅4年(711年)に秦伊侶巨(はたのいろこ)によって、稲荷大神を稲荷山に祀ったことが創建とされている。
天長4年(827年)、稲荷大神に従五位下の神階が奉授されて以来、多くの人々から広く崇められるようになり、延喜8年(908年)には藤原時平によって三個社の御社殿を修造された。
天慶5年(942)には神階の最高位である「正一位」へと昇格をした。
応仁元年(1467年)に起こった応仁の乱により多くの社殿が消失したが、明応8年(1499年)には再興され、明治42年(1909年)には、 本殿が国の重要文化財に指定 された。
 

見どころ

願いごとが叶った人や、これから願う人々が創建から1,300年間をかけて少しずつ稲荷大神に奉納してきた鮮やかな朱色の”千本鳥居”では、ご神木である杉と鳥居の合間からやわらかい光が差し込み、夜間は鳥居の途中にある吊り灯ろうに幽玄な光が灯る。
境内のいたるところには五穀豊穣の神の使いとされている”狐”が祀られており、お稲荷さん特有の雰囲気を味わうことができる。

 

 
名  称 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)
所 在 地 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
拝 観 料 なし
営業時間 終日
電話番号 075-641-7331
公式HP http://inari.jp

京都山科ホテル山楽から伏見稲荷大社までの行き方

公共交通機関 ホテル→JR本線 姫路方面行きで京都駅→奈良線 奈良行きに乗り換えて稲荷駅で降車→徒歩1分で伏見稲荷大社 200円 約24分
バス 大津淀線 経由 約25分