醍醐寺

京都山科にある世界遺産の寺院。200万坪におよぶ広大な境内にそびえる国宝・五重塔は、静かに1,100年以上の時の流れを語り伝えています。
 

歴 史

醍醐寺は874年に弘法大師空海の孫弟子である聖宝理源大師が如意輪観音を笠取山頂上に迎えて開かれました。
開山当初は醍醐山頂上付近(上醍醐)を中心として発展し、延長7年(907年)に醍醐天皇の御願により薬師寺が、延長4年(926年)には釈迦堂(金堂)が建立され、醍醐山の平地に下醍醐が成立し、少しずつ発展していった。
国宝の五重塔は、醍醐天皇のご冥福を祈るために朱雀天皇が起工し、村上天皇の時代である天暦5年(951年)に建立されました。
安土桃山時代に入ると豊臣秀吉によって、慶長3年(1598年)に「醍醐の花見」が盛大に行われました。
 

見どころ

平安時代から「醍醐の花見」と言われてきたほどに桜の名所として有名で、最も有名なものは慶長3年に豊臣秀吉が盛大に行った「醍醐の花見」です。秀吉は花見に際して700本の桜を植え、三宝院の建物と庭園を造り、盛大な宴を開きました。
毎年4月の第2日曜日に「豊太閤花見行列」が開催され、終日境内は賑わいます。
 
 
   
名  称 醍醐寺(だいごじ)
所 在 地 京都市伏見区醍醐東大路町22
拝 観 料 一般1,000円、高校生・中学生700円、小学生以下無料
営業時間 夏季:09:00〜15:00  冬季:09:00〜14:00
電話番号 075-571-0002
公式HP https://www.daigoji.or.jp

京都山科ホテル山楽から醍醐寺までの行き方

公共交通機関 ホテル→地下鉄東西線 山科駅→六地蔵行きで醍醐駅まで乗車→徒歩12分 260円 約24分
バス 府道36号 経由 約14分