銀閣寺

銀閣寺

正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院のひとつです。銀閣寺の名の由来は、金閣寺に対して侘び寂びを感じる荘厳で控えめな外観だったことから呼ばれる様になりました。

歴 史

室町幕府第6代将軍だった足利義教と日野重子のもとに生まれたのが、足利義政です。父の暗殺と兄の早世により、1449年(文安6年)4月29日、元服を迎えた義政は正式に第8代将軍として就任しました。
しかし、細川勝元と山名宗全による東西に分かれた勢力争い、義政の後継者争いを巡って、有名な「応仁の乱」が起こります。この大乱によって京の都は、約11年もの長い間、混乱状態が続きました。
義政は、焼けてしまった浄土寺の跡地に金閣にならって「東山殿(東山山荘)」を造営。隠やかに生活したいと願う義政の気持ちを反映するかのように、東山殿は都に背を向けて建てられています。しかし残念ながら義政は、この東山殿の完成を見ることなくこの世を去ってしまいました。
東山殿は後に銀閣寺と呼ばれますが、義政公の法号である慈照院から名付けられた「東山慈照寺(じしょうじ)」が正式名です。

見どころ

黄金色に輝き壮麗な外観が目を引く金閣寺に反して、銀閣寺は“わびさび”を感じる荘厳な造り。
銀閣寺が“銀”をまとわないその理由は、建設途中に義政が死去した、もともと銀箔を張る予定はなかったなど諸説ありますが、実際のところは誰にもわかりません。
上層の潮音閣に観世音菩薩、下層の心空殿に千体地蔵菩薩が祀られる観音殿の内部は、常時非公開。鹿苑寺の舎利殿や西芳寺(苔寺)の瑠璃殿を踏襲したという建築美を庭園から眺めて黄金色に輝き壮麗な外観が目を引く金閣寺に反して、銀閣寺は“わびさび”を感じる荘厳な造り。銀閣寺が“銀”をまとわないその理由は、建設途中に義政が死去した、もともと銀箔を張る予定はなかったなど諸説ありますが、実際のところは誰にもわかりません。
上層の潮音閣に観世音菩薩、下層の心空殿に千体地蔵菩薩が祀られる観音殿の内部は、常時非公開。鹿苑寺の舎利殿や西芳寺(苔寺)の瑠璃殿を踏襲したという建築美を、庭園から眺め流のがおすすめです。
   
名  称 銀閣寺(ぎんかくじ)
所 在 地 京都府京都市左京区銀閣寺町2
拝 観 料 一般500円、小中生300円
営業時間 季節によって変動します。
電話番号 075-771-5725
公式HP https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

京都山科ホテル山楽から銀閣寺までの行き方

公共交通機関 ホテル→地下鉄東西線 山科駅→太奏天神川行きで三条京阪駅まで乗車→市営バスに乗り換え→銀閣寺道バス停で降車し、徒歩8分 490円 約44分
バス 旧三条通り 経由 約17分